「家族の健康のために無添加生活を始めたい!」
「でも、スーパーの食品を全部無添加に変えるのはお金もかかるし、何から始めたらいいか分からない……」
そんな風に悩んでいませんか?
体に優しい食事作りを目指すとき、一番ハードルが低くておすすめなのが「毎日使う基本の調味料を変えること」です。
なぜなら、調味料は一度買い替えてしまえば、特別な料理を作らなくても、いつもの自炊に使うだけで自動的に毎日の添加物を減らすことができるからです。
しかも、本物の調味料を使うと料理が劇的に美味しくなります!実際に我が家でも、料理が美味しくなると家族がとても喜んでくれて、みんな以前より健康的になってきたのを実感しています。何よりも私自身、毎日の料理が驚くほど楽しくなり、それが高じて実務経験を経て調理師免許まで取得してしまいました。
この記事では、無添加生活の第一歩として絶対に揃えたい、基本の調味料「さしすせそ」+みりん・料理酒の選び方のポイントを、分かりやすく解説します。
裏面の原材料欄の「どこを見ればいいのか」がパッと分かるようになるので、ぜひ次のお買い物の参考にしてみてくださいね。
基本の無添加調味料「さしすせそ」の選び方とチェックポイント
ここからは、具体的にスーパーの原材料欄の「どこを見ればいいのか」を、さしすせその順番で分かりやすく解説していきます。
【さ】砂糖:精製されていない茶色い砂糖を選ぶ
普段、何気なく使っている白い上白糖や三温糖。これらは製造過程で精製され、ミネラルなどの栄養素がほとんど失われてしまっています。
無添加生活で選びたいのは、サトウキビやてんさい(砂糖大根)の栄養がそのまま残った「精製されていない砂糖」です。
- 原材料欄のチェックポイント:
- 「てんさい糖」「きび砂糖」「黒砂糖」などと書かれているもの
- 原材料が「てんさい(国産)」や「さとうきび」だけのシンプルなもの
- 避けるべきキーワード:「カラメル色素」(※三温糖などの茶色い色付けに使われていることがあります)
精製されていない砂糖は、コクのある優しい甘みなので、煮物などが驚くほど深みのある味に仕上がりますよ。
【し】塩:工程に「イオン膜」や「立釜」がない天然塩を選ぶ
塩を選ぶときに一番大切なのは、減塩することではなく「本物の海水から作られた塩(天然塩・天日塩)」を選ぶことです。
安価な食塩(精製塩)は、科学的にナトリウムだけを抽出したもので、体に大切なミネラルが含まれていません。裏面の「工程」という欄を必ずチェックしましょう。
- 原材料欄のチェックポイント:
- 原材料名が「海水」のみのもの
- 製造工程に「天日(てんぴ)」「平釜(ひらがま)」と書かれているもの
- 避けるべきキーワード:工程欄の「イオン膜」「立釜(たてがま)」「溶解」
海水をじっくり煮詰めて作られた天然塩は、ただ塩辛いだけでなく、まろやかな旨味と甘みがあります。
ちなみに我が家では、現代人に不足しがちなミネラル「マグネシウム」をしっかり補強するために、毎日飲むお水やご飯を炊くときに「にがり」を少しプラスするのもお気に入りです!
【す】酢:アルコール添加のない「米と水だけ」の純米酢を選ぶ
お酢を選ぶときは、原材料がどれだけシンプルかを確認しましょう。安価なお酢には、発酵を早めるために「醸造アルコール」が添加されていることが多いです。
無添加生活でおすすめなのは、時間をかけてじっくり熟成された「純米酢」です。
- 原材料欄のチェックポイント:
- 原材料が「米(国産)」だけのシンプルなもの
- 避けるべきキーワード:「醸造アルコール」「果糖ぶどう糖液糖」
米だけで作られた本物のお酢は、ツンとした尖った酸っぱさがなく、まろやかでコクのあるのが特徴です。
実は私は酸っぱいのが少し苦手なので、「砂糖いらずでこれだけでOK!」とまでは言えないのですが(笑)、本物の純米酢に変えてからは、お砂糖を少し足すだけでものすごく美味しい合わせ酢ができるようになりました。酸味がツンとしないので、酸っぱいのが苦手な方にこそ試してみてほしいです!
【せ】醤油:脱脂加工大豆ではなく「丸大豆」と「本醸造」を選ぶ
日本の食卓に欠かせない醤油ですが、実はスーパーに並ぶ多くの商品には、旨味を人工的に足すための添加物が含まれています。
本物の醤油を選ぶ基準は、大豆の形をそのまま使った「丸大豆」、そして昔ながらの製法である「本醸造」の記載があるかどうかがポイントです。
- 原材料欄のチェックポイント:
- 原材料が「丸大豆、小麦、食塩」だけのもの
- 製造方式の欄に「本醸造」と書かれているもの
- 避けるべきキーワード:「脱脂加工大豆」「調味料(アミノ酸等)」「カラメル色素」「甘味料」
余計なものが一切入っていない醤油は、お刺身につけたり冷奴にかけたりするだけで、大豆本来の芳醇な香りと旨味が口いっぱいに広がります。
【そ】味噌:酒精(アルコール)が入っていない生味噌を選ぶ
味噌は「大豆、米または麦、食塩」だけで作れる発酵食品ですが、市販の味噌の中には発酵を止めるために「酒精(アルコール)」が添加されているものが多くあります。
無添加生活で選びたいのは、酵母がまだ生きている「生味噌」や「天然醸造」の味噌です。
- 原材料欄のチェックポイント:
- 原材料が「大豆(遺伝子組換えでない)、米(または麦)、食塩」だけのもの
- パッケージに「生」や「天然醸造」と書かれているもの
- 避けるべきキーワード:「酒精」「調味料(アミノ酸等)」「だし入り」
生きているお味噌は、お味噌汁にしたときの香りの高さが格段に違います。体に良い乳酸菌や酵素をそのまま取り入れることができるのも嬉しいポイントです。
ひとくちに無添加味噌と言っても、「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」「合わせ味噌」など、地域や原材料によってたくさんの種類があります。ぜひ色々と試して、あなたのお気に入りの味噌を見つけてみてくださいね!
【プラスα】「みりん」と「料理酒」も本物を選ぶと料理が劇的に変わる
基本の「さしすせそ」に加えて、ぜひ見直してほしいのが「みりん」と「料理酒」です。これらを変えるだけで、煮物や炒め物の「コク」と「照り」がプロの味に近づきます。
- 本みりんの選び方
- 原材料が「もち米、米麹、本格焼酎」だけのものを選びましょう。
- 避けるべきもの:「みりん風調味料」(水あめや香料で味を似せたもの)や「醸造アルコール」が入っているもの。
- 純米料理酒の選び方
- 原材料が「米、米麹」だけのものを選びましょう。
- 避けるべきもの:「醸造調味料」や、酒税を免れるために塩分が添加されている「加塩料理酒」。
本物の料理酒とみりんを使うと、素材の臭みが消えるだけでなく、上品な甘みと旨味がしっかり食材に染み込みます。
まとめ:まずは1つの調味料から、気楽に無添加生活を始めてみよう!
今回は、無添加生活の第一歩として揃えたい基本の調味料の選び方をご紹介しました。
最後に、原材料欄のチェックポイントを簡単におさらいします。
- 【砂糖】 精製されていない茶色い砂糖(てんさい糖やきび砂糖)
- 【塩】 工程に「天日」「平釜」とある海水100%の天然塩(マグネシウム補給ににがりもおすすめ!)
- 【酢】 醸造アルコールの入っていない「純米酢」
- 【醤油】 脱脂加工大豆ではなく「丸大豆」の「本醸造」醤油
- 【味噌】 酒精が入っていない、酵母が生きている「生味噌」
- 【みりん・料理酒】 余計なアルコールや塩分のない「本みりん」「純米料理酒」
キッチンの調味料をすべて一気に買い替える必要はありません。
「今使っている醤油がなくなったら、次は丸大豆のものを買ってみよう」
それくらいの軽い気持ちで、まずは1つずつ変えていくのが長続きのコツです。
調味料が変わると、毎日のごはんが美味しくなり、家族の笑顔が増え、心も体も健康的になっていくのを実感できるはずです。次のお買い物のときは、ぜひ商品の「裏面」をチラッとチェックしてみてくださいね!


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